2018.02.14 , , ,

高速ディアボロとタップが融合した神技

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日本でも古くから親しまれていたディアボロ。昔から1本の糸でコマを回すというシンプルさは変わりません。でも、今では遊びの1つだけではなく、大道芸としてその道を極めている人がたくさんいます。基本的な技を自分なりにアレンジすることで独創性が生まれ、見る人を楽しませてくれます。そんなディアボロでもってジャグリング世界大会で見事に優勝経験を持つ日本人がいます。それが望月ゆうさくです。

 

彼のディアボロの魅力、それは目にも止まらぬ速さで繰り出される高速技です

【高速ディアボロ】10:20~

 

世界トップレベルの実力を持つ彼は、もちろん日本の大道芸人の憧れである大道芸ワールドカップin静岡にも出場しています。大道芸を知る観客は目が慣れているので普通に技を見せても少し面白みに欠けてしまう。そこで一見変わった“魅せ方”をするのが彼の素晴らしいところです。

 

衣裳はスーツ姿で登場しました。そう、彼は社会人であり営業マンというキャラのようです。観客に名刺を渡したりしています笑。最初はゆっくりしたBGMで始まり、次第にテンポが上がっていきます。体の後ろでコマを回したりと高度な技をどんどん見せてくれます。すると、上司から電話が、、、

 

上司からの命令は絶対。「足を使え」と言われれば、コマを足の周りで回します。「速く」と言われれば得意の高速ディアボロ。何を言われても対応できる技術力には驚きます。観客も思わず引き込まれていきます。体全体を使った激しい動きなのに、彼はスーツ姿です。きっと、動きづらいはずです。それにもかかわらずスマートに技をこなしていく。とてつもない安定感があります。

 

ただ単に高速に見せるだけではなく、まるでスローモーション映像を見ているかのように、コマをゆっくり動かすこともできます。

【同時に4つのコマを回す】5:25~

 

これは彼が2015年に世界チャンピオンになったときのパフォーマンスです。舞台は暗闇に包まれた状態からスタートし、その中で唯一の光は星のように輝くコマだけです。その光だけを頼りにパフォーマンスが始まります。

 

そして忘れてはいけことがもう1つ。彼はタップダンスもできます。タップの軽快なリズムがディアボロのスピード感とうまく融合しているのです。一気に盛り上がりを見せた彼のパフォーマンスは観客の心をわしづかみにしました。前半はほとんど暗闇でのパフォーマンスです。すごいですね、糸が見えないのに自由自在に操ることができるのです。

 

光が照らし始めると彼の高度な技が連続します。ディアボロのコマを高く上げる技では1つではなく4つのコマで技を決めていきます。いわゆるジャグリングですね。彼が喜びの声を叫ぶと会場も一体となって盛り上がります。最後の方ではコマを縦の状態でキープして回していきます。落ちてくるコマをキャッチするときは、下に糸を垂らしておけばいいですが、縦のコマをキャッチするときは、糸を横から正確にコマの中心を捉えなければいけません。これは非常に難しいものです。ですが、彼は最後までミスをせず、パフォーマンスを終えました。

 

世界が認める彼のパフォーマンスを見る機会があったら是非見に行きましょう。

 

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