2017.10.27 ,

台湾が生んだディアボロの天才!

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ジャグリングの1種にディアボロというコマを、両端に棒のついた糸を使って空中で回すものがあります。このディアボロを自由自在に操ってしまう天才がいます。

【非常識なコマ回し】0:42~

彼の名前はチーハン・チャオ(Chihhan Chao)。ディアボロの専門学校のある台湾のジャグラーです。驚くのは通常ディアボロは一本の糸を両手で持ってコマを回すのですが、彼の場合は片手でコマを回すことができています。まるでヨーヨーのような動きです。歩きながら片手で1個ずつコマを回すこともできます。一度パフォーマンスを見始めると魅了されて目が離せなくなってしまいます。

 

海外からもスタンディングオベーションが起きています。

【パフォーマンス開始】0:30~

【連続すご技】4:00~

音楽に合ったハイレベルな技の連続で会場は超ハイテンションです。コマが彼の体の周りを回ったり、目の前でクルクル回ったり、コマがふわふわしています。まるで彼の周りだけ重力が軽くなっているんじゃないかと思うくらいに。見ていてすごく不思議なのは宙に浮かしたコマを横からキャッチしていることです。通常ディアボロはコマを上に浮かしたら、下で受け止めます。しかし、彼の場合は上から落下してくるコマを横から瞬時に糸でキャッチしているのですが、速すぎて目が追いつきません。キャッチした後に遠心力でどこかにコマが飛んでいってしまうのでは?と最初は思いますが、その後もコマは彼の思い通りに操られます。動かしているのはコマを回す手だけではありません。しっかりと空いているほうの糸も動かしています。コマを使った技だけではなく、パフォーマンス全体を魅力的に見せる工夫もされています。

【パフォーマンス開始】1:06~

【逆立ちキャッチ】3:22~

360度どの方向でもどんな向きでもコマを操ることができています。上に投げたコマを逆立ちしてキャッチするなど、アクロバティックな動きも圧巻です。圧倒的なコントロール力でコマを自由自在に回し、高速で激しい動きをしても自分に当たらないのが不思議です。彼のディアボロのパフォーマンスが魅力的なのは、コマだけで見せる技だけではなく、自分の体を使っているところにもあります。身体能力が高いからこそ、幅広いパフォーマンスができるのでしょう。一見ディアボロのパフォーマンスだけがすごく見えますが、それを支えているのはしっかりとした体の基礎です。

 

最後の大技は2つのコマを後ろに投げて、見えない状態で糸でキャッチするという難易度が高い技です。彼の頭の中ではコマを投げたときの軌道でどのように動いていくかイメージができるのでしょう。それだけではなく、糸を正確に操るコントロール力もあります。

 

2017年に日本で開催される大道芸ワールドカップにも出場します。おそらく彼のディアボロのハイレベルなパフォーマンスを見た人は自分もやりたくなってしまうかもしれません。そしてコマをこんなにも自由に操ることができることに驚きを隠せないでしょう。

ディアボロをやってみたい!

これだけかっこいいのですからディアボロ始めたくなりますよね!

日本、台湾あたりのジャグラーは欧米に比べて小柄な体格からか大きな技が映えて見えることもあってか、ディアボロを得意とするジャグラーも多く、世界で活躍する人の枚挙に暇がありません。

あなたにも意外なディアボロの才能が埋もれているかもしれません。

早速道具をそろえて挑戦しましょう!

 

ディアボロってどこで買える?

他のジャグリングもそうですがディアボロは特に自作が難しく、購入できる場所を探すのが大変な道具です。しかし今はネット通販が主流の時代。ジャグリング専門店で3000~4000円くらいで購入できます。種類がたくさんあるので迷うかもしれませんが、とりあえず安いものを選んでもよいのではないでしょうか。

ディアボロの選び方

ディアボロは世界にメーカーがあります。ディアボロ・サーカス、ディアボロ・フィネス、ディアボロEZ・・・本当にたくさんありますがとりあえずお値段控えめのものを選んでもよいと思います。なぜかというとディアボロは「消耗品」だから。ディアボロを高く投げる技を見たことをありますか?確かにそれほど難しい技ではありませんが、失敗だってします。長く使っていれば割れたりもします。割れてしまったディアボロは接着剤などでくっつけても回転が安定せず、結果的に新しいものを買うことになります。

極めて行きたいなら4000円以上のものを購入したほうが様々なパーツの精度が良いので回転も持続したり細やかな動きもさせやすいですが、とりあえず最初だから、というのであればあまり迷う必要はないでしょう。

 

ただいくつか言えることはあります。

一つは大きいものを買うこと。サイズがMとLがあったらLサイズを購入しましょう。大きいほうがキャッチもしやすく、回転も安定します。Mサイズは子供向け、または個数を増やしていくときに改めて視野に入れていけばよいでしょう。

二つ目は、軸です。軸とはお椀二つをつなぐ部分のことです。短ければ細かい動きがしやすく、長ければキャッチがしやすいです。どちらがいいかはプレースタイルに寄りますが、高いディアボロであれば交換キットも販売していますので高いディアボロを買うときに悩みましょう。もう一つ軸で言えるのは「固定軸」と「回転軸」です。

固定軸はお椀と軸が固定されて動かないタイプ、回転軸は一方向にのみ回転がかかるタイプです。自転車は片方向にペダルを回すと前に進みますが、逆方向にペダルを回してもタイヤは動きませんよね。回転軸はこんなイメージです。固定軸はどんな技でも一通りこなすことができます。回転軸は回転が固定軸よりも長く持ちますが、エレベーターなど一部の技が出来なかったり、ディアボロに前後ができてしまうというデメリットもあります。こちらも通常は固定軸なので固定軸を購入しておけばよいでしょう。

そのほかに買うもの

他にもディアボロにはスティックとストリングを購入しなければいけません。スティックは初めに付属されているものでよいでしょう。木製スティックでも十分に使えるのですが、丈夫さ、軽さを兼ね備えたカーボン製品もあります。こちらも慣れてきたら、ですね。

そして重要なのがストリング。紐ですね。ディアボロのストリングは毎日変えるのがベストですが、1週間位ごとに変えるのがベターでしょうか。劣化すると絡まりやすくなったり、ストリングが切れてどこかに飛んで行ったり顔にぶつかったりとろくなことがありません。

ストックは常に用意しておきたいものです。これは始めたばかりの人でも専門店で購入することをお勧めします。そうでなければ太さ1~2mmくらいのタコ糸で代用してください。

糸の長さはプレイヤーのつま先から胸とお腹の境目くらいで大丈夫です。

実際に回してみましょう。

ディアボロをストリングの上に乗せた状態で、右側に置きます。

左に転がして回転をかけます。これ以上、左に転がせないなというところでディアボロを浮かせます。ここで回転をかけます。ディアボロの回転のつけ方は右スティックを素早く上下に動かして(ドラムをたたくような感じです)ください。よく見る間違えは「左手を動かすこと」です。これをやってしまうと回転が相殺されてしまうので回転が付きません。

 

技をいくつか紹介

・アラウンド・ザ・レッグ

片足を上げた状態でストリングを足の下にもっていきます。ディアボロをストリングを伝って左側へ→足の上を飛び越えさせる→キャッチして左側へ・・・を繰り返す技です。

 

・ハイトス

ディアボロならでの技で技です。腕を勢いよく広げるとディアボロが飛んでいきます。まっすぐ飛ばすためにちょっと慣れが必要です。

キャッチする際は右スティックの先端をディアボロの軸に当てるようにするとキャッチしやすいです(左手は挙げません)。

 

・ピルエット

ハイトスをしている間にその場でバレリーナのように一回転する技です。ハイトスしたらディアボロから出来るだけ目を離さず(離すのは一瞬だけ)、左足を軸に右足で地面を蹴って一周したら右足でしっかりとブレーキをかけます。落ちてきたディアボロをキャッチします。

 

ディアボロは派生技がとても多いので一つの技ができると似たような技がどんどんできるようになり成長がわかりやすいので初めてのジャグリングにもおすすめです!

 

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