2017.09.21 , ,

深すぎる折り紙の世界!

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正方形の紙一枚から始められ簡単なものから難しいものまでとても奥が深い折り紙ですが、中でも異才を放つ折り紙を紹介していきたいと思います。

 

【~秘伝千羽鶴折形・百鶴~】

秘伝千羽鶴折形

始めに紹介するのが、~秘伝千羽鶴折形・百鶴~という必殺技みたいな名前の折鶴です。

一枚の特殊な紙から99の小さい折鶴と1羽の大きい折鶴を繋げたまま折っていく折鶴になっています。実はこの折鶴は名前の中にもある~秘伝千羽鶴折形~という江戸時代に出版された書にある折り方でとても古くからある折鶴です。(引用:wikipedia

【実物大白い象】

次にご紹介するのは実物大の大きさがある白い象の折り紙です。

白い象の折り紙はスイス人の折り紙アーティスト、シフォ・マボナさんの作品で重さはなんと120キロ、大きさは3メートル20センチ、元の紙は15メートル×15メートルあるそうです。

折り紙の歴史

ここまでの作品を作るのは難しいと思いますが、皆さんも一度は折り紙で遊んだことはあるのではないでしょうか?

折り紙は日本古くからの遊びの一つですが、実は折り紙の起源については明確になっておらず、

韓国や中国、ヨーロッパを起源とする説がさまざま存在しているのです。

 

中国説では、折り紙の始まりは中国で二千年前ほど前とされており、これは紙というものが発明されてから折り紙が始まったという憶測に基づいてのものになります。

しかし中国の前漢時代(紀元前3世紀頃)の遺跡からは、紙は出土しているものの折り紙として使用されていた形跡はまったくなく根拠がないのです。

ちなみに中国では“折り紙”を“折纸”と書いて“ピンイン”と言うそうです。

 

ヨーロッパでも独自の折り紙の文化があり、19世紀になると折り紙についての資料がヨーロッパの各地で見受けられるようになりました。

19世紀の中頃では世界最初の幼稚園が作られ、その幼稚園の教育法に手技と呼ばれる遊戯があり、それは折り紙そのものでした。

ちなみに、鎖国政策をとっていた日本が開国した後にヨーロッパの折り紙が伝わり、日本の折り紙文化と融合して今現在の折り紙遊びに繋がっております。

 

日本での折り紙の始まりは平安時代とされていますが、残念ながらその根拠もないようです。

 

日本独自の和紙の起源は5世紀~6世紀ごろにさかのぼり、

当時の平安時代以前での折り紙は、もともと現在のようにいろいろ折って何か(動物など)を作って遊ぶものではなく、

紙を二つに折り、折り目の谷側の面に文字を書き、手紙や目録として使用していました。

和紙は記録用紙や神様への供物を包むために使われており、今のように折って遊ぶ“折り紙”はされていなかったようです。

平安時代になると貴族の間で贈り物を渡す際に、“紙できれいに美しく包む”といったことが流行し、この行為が折り紙の始まりだとされております。
(この頃はまだ折り紙が現在の折り紙とは異なっての用途で使われていましたが、流行りの中で紙の形や彩りを添えることで現在の折り紙へと近づいたそうです。)

室町時代になると現在と同じような折り紙の折り方(鶴や、やっこさんなど)があったとされておりますが、和紙が簡単に手に入るものではなく、庶民にまでは広がっていなかったそうです。
(室町時代には遊戯折があったが広まりがなかった)

 

いっきに折り紙が人々(庶民)に広まっていったのは江戸時代からとされており、背景として和紙の生産が徐々に活発になっていき、紙の値段が安くなったことが要因となっています。

そのため庶民にも気軽に手に入るようになり、一気に折り紙の文化も広まったとされており、江戸初期には現在での何かの形を作って折る意味での折り紙とされる遊技折りが広まりはじめたとされております。(紙が安価で手に入るようになったことで庶民も紙を入手できるようになり、今でいう遊戯の折り紙が広まるようになっていきました。)

 

折り紙の文化は時代を遡ってみると、日本にも折り紙のルーツはありますが日本独自のものだけではなかったのですね。

折り紙の折り方の種類

みなさんは折り紙にいろんな折り方があるのは知っていましたか??

 

不切正方形一枚折り…ハサミは使わず、正方形の紙一枚だけで作成す

る折り方。(ツルや紙飛行機)

複合折り紙…いくつかの部分(パーツごと)に分けて折り、それを組み

合わせる折り方。(手裏剣)

切り込み折り紙…紙にハサミで切り込みを入れたり、一部を切り取っ

たりと複雑な形を作成する折り方。(網や結晶)

ユニット折り紙…同じ形に折った物をいくつもつくり、組み合わせて

一つの作品を作る折り方。(くす玉)

仕掛け折り紙…動かすことができる折り方。(開くと箱やメッセージ

を添えられるもの)

 

実は折り方だけでもこんなに種類がありました。

今ではカラフルな折り紙がありますので、自分だけのオリジナル作品も作れそうですね。

2種類の折り紙

折り紙ですが使用方法によって2つの種類に分かれます。

その2種類とは、“遊戯折り紙”と“儀礼折り紙”(礼法折り紙)です。

遊戯折り紙は動物や植物などの形を折って遊ぶ折り紙で、儀礼折り紙は儀式や贈り物に包んだり添えたりする紙を指します。

歴史のとこでも少し触れましたが、先に発展したのは儀礼折り紙で贈答文化が盛んになったことがきっかけとなります。
遊戯折り紙は今でいう折り紙に、儀礼折り紙はお歳暮やお祝いの熨斗(のし)として風習が残っています。

折り紙の日

皆さんは折り紙の日があるのはご存知でしたか?
なんと11月11日が紙の日なのです。1980年に日本折紙協会が定めました。

なぜ11月11日なのかと思った方がいらっしゃると思います。

理由ですが、数字の1を正方形の1つの辺と見立てて、それが4つ組み合わさることで正方形の折り紙の4辺を現すとの事で折り紙の日に制定されました。

 

実は11月11日を折り紙の日と定めた理由はもう一つあり、この日は世界平和記念日でもあり、折り紙の平和を願う心と相通じるものがあることも制定された理由との事です。

折り方についての世界最古の本

今ではたくさんの折り紙の折り方が記載されている本がありますが、現存する遊戯折りについての本の中で最も古い本が日本の「秘伝千羽鶴折形」(ひでんせんばづるおりかた)です。
ちなみにこのページ上部に載っている【~秘伝千羽鶴折形・百鶴~】はこの本に記載されています。
この本は1979年に初版が発行されており、内容は連鶴49種を記載した本となっております。
著者は吉野屋為八、編著者は秋里籬島、連鶴の作者は義道一円です。

折り紙の海外での反響

日本人なら折り紙と言えば伝わるように、最近では海外でもORIGAMIで伝わるようになってきました。
日本人として日本の文化が海外に広まって楽しんでもらえるのはうれしい限りですね。

海外では何かサービスをしてもらった際にチップを渡しますが、それと一緒に折り紙で作った鶴や手裏剣なども添えて渡すことによってとても喜んでもらえたという記事がネットでたくさんあがっています。

もし海外に行く際にはぜひ折り紙も一緒にもっていってみてはいかがでしょう。

楽しい旅行にプラスのアイテムとして折り紙は欠かせなくなるかもしれませんね。

折り紙がもたらす効果

折り紙と言えば、皆さんも小さい頃に家で家族と一緒に作ったり、学校で友達と一緒に作ってみたりと一度は経験したことがあるのではないでしょうか。

そんな折り紙ですが、実は子供たちが折り紙を通して得られるメリットがたくさんあり、
集中力や想像力、コミュニケーション能力といったものが折り紙遊びを通して得られます。
折り紙の折り方は無限大です。そして折り方はその人の自由で何ができるかもその人次第です。
自分が作りたいものを創造して折ってみたり、折り方の工夫をして自分だけの作品を作ったりと子供たちが遊ぶ上ではとてもいい経験が得られるでしょう。
皆さんも息抜きに折り紙をしてみてはいかがでしょうか。

モデルは折り紙

海外では折り紙からえたアイデアをもとに作られた商品があります。

実際の紙のように折って作るプランターやコンパクトにたためる傘などがあります。

世界に広がっていく折り紙は、世界中の人たちのアイデアで面白いグッズへと変わってどんどん増えていくかもしれませんね。

海外で折り紙を使った結婚式

海外では折り紙からのアイデアの商品もある中、折り紙そのものが結婚式のウェディングパーティで

飾りつけにされるほど人気。

新婦さんが手に持つお花のブーケは何種類かの淡い色の紙で作られた花束であったり、ウェディングケーキの装飾にいろんな形に折られた色とりどりの折り紙であったり、ゲストテーブルにはネームプレートが折り紙で作った動物だったりと、とてもおしゃれな使い方ができる折り紙。
そして一生に一度の結婚式で、自分たちだけのオリジナルな使い方もできる折り紙はとても思い出に残るもの(折り紙)になりそうですね。
形を包むただの紙ではなく、結婚式という幸せな場まで包んでくれる折り紙の多様性はとても素敵なもので温かみを感じます。

折り紙アート

折り紙の表現でここまでできる作品があるのはご存知でしたか??
動物が今にも動き出しそうな躍動感であったり、紙では難しい曲線のアーチのラインであったりと表現がとても美しいですね。
ぜひ皆さんも折り紙でいろんな動物たちにチャレンジしてみてはいかがですか?

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