2017.11.30 , ,

BGMを奏でながらジャグリングもする男

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大道芸を披露するときはBGMが流れることがとても多いです。テンポの良い音楽は見ているお客さんのテンションが上がりますし、パフォーマーも技を決めるときにリズムにのれるのでお互いにメリットがあるからです。通常ならスピーカーから流れる音楽ですが、それを自ら演奏し、更に同時にジャグリングもしてしまうという素晴らしいパフォーマーがいます。それがヒューマンビートボクサー&ジャグラーのケロル(Kerol)です。

 

ヒューマンビートボックスという言葉を聞いたことがありますか?これは楽器を使わずに人間が口から発する音だけで音楽を奏でるという技術です。ちなみにビートボックスやヒューマンビートボックスの頭文字を取ってHBBと略されることもあります。海外はもちろん、日本でもビートボクサーの人はいます。口から出る音は主にドラムの音やレコードのスクラッチ音を真似ています。真似ていると書きましたが、上級クラスのビートボクサーになると本当に本物の音のように聞こえます。

【開始】0:35~

【ジャグリングとビートボックスの融合】2:10~

 

ステージに現れると思いきや、客席から彼は現れます。まずはウォーミングアップという感じでまるで人から音が出てるような動作をして、ドラムの音を出してリズムを刻みます。最初から楽しい気分にしてくれます。ステージに上がると様々な音を出し始めます。ドラムの音だけではなく、扉が閉まるような音まで。七色の声という言葉を聞くことがありますが、彼は七色の音を出せるといった表現のほうが合っていると思います。

 

ステージに上がると更にハイレベルのビートボックスが始まります。彼は同時に2つの音を出すことができているのです。1つは口から出すドラムの音、もう1つはのどから出す音です。それらを上手く奏でています。目をつむって聞いてみてください。とても1人で奏でているとは思えません。

さて、目をつむるのは少しの間だけ。これからは目と耳で楽しむ時間です。彼の楽しいビートボックスとジャグリングが融合する瞬間です。ジャグリングで使われているクラブの動きに合わせて自家製BGMが流れます。BGMというのは基本的に流れ続けるものなので、ジャグリング中はほとんどビートボックスが続きます。これはかなり体力を使っています。体を動かすとき、はあはあという息遣いをするのが通常ですが彼の場合は、ビートボックスをしているので呼吸が自由ではないからです。それを全く感じさせず、楽しませてくれるところが彼の素晴らしいところです。

 

更にそれだけではありません。パフォーマンスの途中には面白いギャグのようなこともあります(笑)。果物の皮を空中で綺麗に切るところとか。その効果音でさえも、まるで映画のときに流れる音を再現しています。おそらく彼に再現できない音は無いのでは?と思えるくらいです。ビートボックスがベースとなる自家製BGMと巧みなジャグリング、そして笑いまで提供してくれます。一度パフォーマンスを見れば、たちまちファンになってしまうかもしれません。

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