2017.10.17 , ,

「さぁさぁ!お立合い!」ガマの油売り

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○蝦蟇(ガマ)の油売りって、何のこと?

話は、江戸時代に遡るのですが・・・ガマの油はそもそも傷薬として用いられていた軟膏として使用されていました。
その後に、名物としての認識が高まり土産物となりました。
現在でいうと、ワセリンという事になるでしょう。
当時、露天販売で蝦蟇の油売りをしていたのが香具師(やし)と呼ばれる人でした。
その香具師は、客寄せとして大道芸を披露していたと言われています。
また当時の、新治村永井の兵助がと故郷の「蝦蟇の油」を売り出す為の工夫として、浅草寺境内等で口上を披露したのでした。
香具師が言うには、ガマの油とは?まさに万能選手であります。
まず止血作用がある事を、口上の中でも表現しており、切傷にガマの油を塗布し、ふき取っては、あっという間に消して見せる事で、止血の効果を観客に示すといった事であります。また、ガマの油を塗った腕は?というと・・・
刃物で切ろうとしても切れません。蝦蟇の油がいか防護の効能が高いか?を示しているというものになるのです。
また、蝦蟇の油売りの口上は、現在でも日本の伝統芸能の一つとして、着実に伝承されています。

○蝦蟇の油売りの口上とは?

実に聞いていて飽きが来ない印象がある蝦蟇の油売りの口上ですが・・・

結構長いフレーズですよね・・・

”サアーサアーお立ち会い”との威勢の良い掛け声から始まります。
”ご用とお急ぎでない方はゆっくりと聞いておいで。”と、集客し始め、”遠出山越え笠のうち、聞かざる時は物の白黒出方善悪がとんと分からない、山寺の鐘がゴーンゴーンと鳴ると言いども
童子来って鐘にしゅもくを当てざればとんとカネの音色がわからない。
サテお立ち会い”とあいなります。

蝦蟇の油の効能についての口上は、実に言葉巧みにこの油の有効性について語っているのです。どんなに切れる刃物での、切り傷にも効果抜群!といった様に、効果抜群を強調しながら、どんどん売りさばいていくのであります。

 

○どんなところで、この蝦蟇の油売りの口上を実際にできるの?

ちょっと興味を抱いた方、自分もボランティアサークル等でやってみたい。

そんな気持ちになっている方には、まずはどこで実際に蝦蟇の油売りについて教わる事が出来るのか?というと・・・

筑波山がまの油売り口上研究会という団体のサイトを見てみる事をお勧めします。

現在は、ここのサイトが一番詳しい情報が書かれていると思いますよ。是非参考に・・・

貴方も、慰問や敬老会の催し物、町内会でのお祭り等等、こういった一芸をもっていると、ちょっと一役買って出る事が出来る事でしょう・・・見ている方にも、きっと喜んで頂く事が出来るはず。

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